2019年7月15日(月・祝) 土遊野 参加者 親子あわせて 9組23人
「行こう!学ぼう!おでかけ隊」は親子一緒に参加できるイベントを通して、食、農業、自然環境について学ぶきっかけづくりをするとともに、生協活動や商品の良さを再認識する取り組みの一つとして開催しています。
今回は、小雨が降るあいにくの天候だったのですが、富山県有機農業研究会の親子3組7人も一緒に参加し、土遊野で自然体験を楽しんできました。
講師の田中先生に来ていただき、土遊野の棚田の一つで田んぼの生きものしらべをしました。子どもたちは、田んぼの中を真剣なまなざしでじ~っと観察しながら、虫取り網をスタンバイ!「あっ!トノサマガエル見つけた!」「先生、この虫なに?」「サワガニつかまえたよ!」と雨の中、子どもたちの楽しそうな声が響いていました。
1000羽近くのニワトリを平飼いされている鶏舎も見学しました。国産の穀物や土遊野で作った米などを中心に配合して発酵させた飼料を与えていることをお話していただきました。
鶏舎のニワトリが卵を産んだ瞬間を見た参加者からは「おぉ~!!」と驚きの声が上がりました。まわりがヌルッとしていて、とても温かい産まれたての卵を子どもたちは代わる代わる触ってみました。
わらのえさを与えてみたりしながら“やぎ”も見ることもできました。
田中先生から自然と生きものについてお話を聞きました。田んぼにいる小さな虫などの生きものは田んぼの栄養に必要で、生きものがいないとお米ができないということ、ツバメや里山に住んでいるたぬきやキツネもみんな田んぼでお米を作るときには必要な動物だということを教えていただきました。「富山の自然はおいしいお米を作るのに適しているんだよ」とお話され、自然と生きものの大切さを改めて感じることができました。
【参加者の感想】(抜粋)
<保護者>
- 有機農業が循環していることが良く分かった。ニワトリが自由に飼われていてたくましかった。
- 田んぼにはたくさんの種類の生きものがいて、それぞれ必要なんだと感じました。
<子ども>
- 生きものを捕まえることができて楽しかった。カモがかわいかった。
- 卵を産むところが見れて、産みたての卵をさわれたことが楽しかった。