“福島”の今を知る報告・学習会で被災地の想いと現状を学ぶ

2019年3月4日

2019年3月2日(土) 富山県民会館にて

主催:生活協同組合CO・OPとやま、富山県生活協同組合

後援:富山県生活協同組合連合会

参加者:99人(内CO・OPとやま56人)

福島を忘れない・風化させない取り組みとして富山県生協と連携し、今年で5回目となる「”福島”の今を知る報告・学習会」を開催しました。

福島県の飯舘村松川第2仮設管理人の佐藤美喜子さんは、福島県の語り部として「被災地からの想いと現状」と題し、震災当時の様子から現在の飯館村の様子、これまでの8年間の様々な想いについて、時折涙ぐみながらお話されました。

 

 

 

 

 

 

佐藤さんは、「地震発生から1ヶ月以上たってから全村避難指示が出て、この時から地域、家族、コミュニティがバラバラになってしまいました。自らの家も、飼っていた牛を処分して避難せざるをえなくなりました。原発事故は人間ばかりではなく、動植物の命をも奪ってしまったのです。」

「目に見える復興はもちろん大事です。しかし、人と人とのつながり、コミュニティのつながりという“心”の復興が一番大事だと思います。」「どうか“福島”から様々なことを学んでください。そしてどうか一人一人が声をあげてください。」と私たちに強く訴えかけられました。

また、生活協同組合コープふくしま 常務理事の宍戸義広さんが、「甲状腺検査について」と題し、福島県で震災後に行われている甲状腺検査の状況と、コープふくしまでの甲状腺検査についての学習の取り組みなどを講演されました。放射能に対する漠然とした不安を取り除くためにも学習を続けることが必要であり、ただ怖がるだけでなく、正しい知識をもち、正しく判断することが大事だと話されました。

 

 

 

 

 

その他、昨年8月の「福島の子ども保養プロジェクト」や11月の「福島の復興支援視察・交流ツアー」の報告も行われ、視察で目にしてきたこと、交流の中で感じたことなどを伝えていただきました。

 

 

 

 

↑「福島の子ども保養プロジェクト」報告  ↑「福島の復興支援視察・交流ツアー報告」

これまでの復興支援活動のパネル展示も行われ、参加者が熱心に見入る様子や、福島の特産品販売では、“買って支える”という気持ちで特産品をたくさん購入される姿も見られました。

 

 

 

 

 

<参加者の感想>

  • 目に見える復興だけでは不十分で、心の復興はまだなのだ という言葉がとても重く感じました。富山からどんな支援ができるのか、今やっていることも見直してもよいのではと思いました。
  • 佐藤さんのお話の中で「復興とは、当たり前の生活が出来る様になることが真の復興だ」という言葉が印象に残りました。まだまだ復興とは言えないのですね。
  • 被災地を実際に見たり、福島の方と直接交流したりすることで、知識としてではなく、心で感じたことを各々の言葉で語っていただき、体験の大切さを感じました。これかもずっと続けていくべきだと思いました。

 

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